新月のたましい、星のこころ

占星術をかじりながら、ひとの心を考えます

他人との境界を意識するにはまず感情が必要である

西洋占星術がなぜあれほどポピュラーなのか、
奥が深い事に驚かされる。

人間の心の仕組みを言語化しよう、
解き明かそうという学問ですらある。

 

 

西洋占星術が指す感情とは共感のことのようだ。

「自分のことではないことを、
自分のことのように思える」ことを感情と定義し、
感情を使って自分と関わりのあるものを
世界から選びとっているという。

星占いの世界では感情は水に象徴される。

水は、感情・共感・無意識を表す。

 

「自分ではない他人を、自分のことのように思える」
この共感性が、他人と自分の境界を曖昧にさせる。

 

全てを水に溶かして融合したいのだろうか。

そういう星の下ってこと?